DQ歴代主人公が雑談するスレ27
【76-100】
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76:2009/08/22(土) 12:10:05 ID:ZmBbQt/p0
>>73
3/3の4女が…4女が常識人のようだ!

77:2009/08/22(土) 12:25:37 ID:+IneRn2OO
4主ドンマイww

羊暴走すんなwww

78:2009/08/22(土) 14:48:51 ID:7/fy1iNNO
9主…お願いだから鼻からレモン汁はやめてw
せめてリンゴジュースあたりで妥協してよ

79:2009/08/22(土) 14:49:28 ID:K68xNY4r0
>7&8主「「だから、9主(君・さん)は僕達の許可が下りるまで果汁組活動を停止厳禁処分です!」」
理不尽極まりないwww

80:1/3:2009/08/22(土) 14:58:25 ID:5m5YVNzJ0
1主「暑い」
3主「脱げ」
1主「断る」
3主「だが暑いというのには同意だ」
1主「この糞暑い日にエアコンが壊れるとかなんの拷問だ」
3主「そんな中鎧兜を脱がないお前はどんだけマゾって話だがな、7主じゃねーんだから」
1主「仕方ない、何か涼しくなる方法を探そうか」
3主「こういう時に限って特技使える連中が留守だし」
1主「天空の剣で凍てつく波動使える4主もな、どこ行ったんだか」
3主「知ってるぞ、天空組の奴らは第367回うどんvsそば〜マカロニはパスタに入るのか〜を開催中らしい」
1主「パスタだろ」
3主「パスタだな」
1主「俺はこの時期だから素麺を選ぶがな」
3主「そこはラーメンだろ常識的に考えて」
1主「んで他の奴は?」
3主「7主と8主は劇的ビフォーアフターに匠として呼ばれたらしい」
1主「それで竜王から手紙が来たのか、世界全部やるからあの二人だけは引き取ってくれって」
3主「9主は部屋で錬金の研究中のようだ」
1主「こないだ部屋に行ったんだが、あそこも8主の部屋並に汚かったな」
3主「今度8主と9主に掃除の仕方叩き込まねーと」

81:2/3:2009/08/22(土) 14:59:43 ID:5m5YVNzJ0
1主「しかし暑い」
3主「だから脱げ」
1主「断る」
3主「寧ろ暑いと思うから暑いんだ、暑いと感じないようゲームでもしようぜ」
1主「そうだな」
3主「よし、じゃあ何するか」
1主「ババ抜きでいいだろ」
3主「じゃカード配るぞ」
1主「手札交換する前に俺の手元にジョーカー一枚残って終了した件について」
3主「元々2人でやるもんじゃねーしな」
1主「先に言えよ」
3主「やる前に気づけよ、あ、そうだ9主が残ってるなら部屋に遊びに行こうぜ」
1主「そうか、あそこならエアコン壊れてないだろうしな」

3主「というわけで来たわけですが、なんだこの暗黒魔空間は!」
9主「すみません」
1主「ぐわあああ!足が!足が何かに引っ張られる!」
9主「あ、その辺重いもの置きすぎて床が沈んじゃってるんで気をつけてください」
1主「注意おせーよ!もう体半分までゴミの山の中だよ!」
3主「ちょ!なんか部屋の壁にキノコが生えてるんですけど」
9主「えっ本当ですか?湿気含んだもの置いてたからかなぁ?でも新しい錬金アイテムゲット」
1主「ゲットじゃないでしょ!」
3主「とつじょ村人Aがあらわれた」
1主「*ようこそ れきだいしゅじんこうが あつまる しゅくしゃへ!って何言わせるんだこら」
9主「あれ1主さんはどこへ?」
1主「9主あとで〆る」
3主「信じられないかもしれないが9主よ、この村人Aこそが鎧兜を脱いだ1主だ」
9主「す、すみません!」

82:2009/08/22(土) 15:00:40 ID:4+iO/3sx0
>>73
賞賛レスもついてるし水を差したくはないんだが、
ちょっとだけこっちも読んでくれ。
ttp://www.geocities.jp/ffdqchat/criticism.html

83:3/3:2009/08/22(土) 15:00:52 ID:5m5YVNzJ0
1主「ゴミの山から抜け出せないから断腸の思いで脱いだ結果がこれだよ」
9主「断腸の思いと鎧の重いのおもいをかけた台詞…ですね?」
1主「まったくかけていない台詞のはずだが、お前の国語能力はどうなってるんだ」
9主「自慢ではありませんが2です、ちなみにこれが卒業文集です」
3主「自らの黒歴史をあっさり人に見せる…だと」
1主「えーと、『○月×日 晴れ 9主 今日は朝起きて顔を洗って歯を磨いてから学校へ行きました』」
3主「のっけから酷い」
1主「『途中背後で爆発音が聞こえたので僕はランニング状態で足を止めた』…途中も酷い」
3主「しかも文章の終わりがFINとかどういうアレだー!」
9主「やっぱり酷いですか」
1主「心底お前が心配になって来たよ俺」
9主「どうも当時の僕は"不運"(ハードラック)と"踊"(ダンス)ってしまっていたようで」
3主「今も酷い」
9主「えっ」
1主「これは由々しき事態だ」
3主「さすがにこのままだと9主が不憫だ、俺達で国語の文法教えてやるよ」
9主「あ、はい、ありがとうございます」
3主「ところで俺達何しにここに来たんだっけ」
1主「9主を更正させにだろ?…あれ?」


3主「俺の"幸運"(ラッキースター)もどうやら"終"(エピローグ)わりらしい」
1主「お前に"教"(ラーニング)えてやれるのは"此処"(ピリオド)までだ」
9主「はい、ありがとうございました!僕ももっと"勉強"(バトル)して"完璧"(ヴィクトリー)な文法を身につけますね!」

2主「なぁ、ご先祖と9主は何を言ってるんだ?」
4主「しっ、見ちゃいけません」

84:2009/08/22(土) 15:03:34 ID:4+iO/3sx0
あ、悪い挟んだ。
リロードしたつもりだったんだけどごめんな。

85:2009/08/22(土) 15:15:16 ID:c22TgIfSO
>>67-69
8主フルボッコwww
9主は眩しいwwさすが天使

86:2009/08/22(土) 15:41:06 ID:E9bqav5c0
>3主「俺の"幸運"(ラッキースター)もどうやら"終"(エピローグ)わりらしい」
>1主「お前に"教"(ラーニング)えてやれるのは"此処"(ピリオド)までだ」
>9主「はい、ありがとうございました!僕ももっと"勉強"(バトル)して"完璧"(ヴィクトリー)な文法を身につけますね!」

何言ってるんだこいつらwwwwwwwww

87:2009/08/22(土) 15:41:52 ID:E9bqav5c0
すまんageちまった

88:2009/08/22(土) 16:55:22 ID:K68xNY4r0
>>80
GJ!
>>86の部分はまさに日本語でおkwww

89:2009/08/23(日) 18:48:50 ID:u5rMG1bz0
9「8主さんの職業はなんというのですか?」
8「職業? えーと……「しろのへいし」、かなあ」
9「うう、やっぱり僕のところにはない職業ですね。お城の衛兵の人はみんな、修行を積めばMP消費を半減させつつ雷の技を操れるようになれるんでしょうか」
8「??? さすがにそれはどうでしょう」
9「その「ゆうき」スキルを習得できる職に就ければもっと旅が楽になると思うんです」
8「うーん……こっちの世界だと、スキルの5枠目は職業と無関係なんですよね。うちのPTの場合で言えば、元盗賊が「人情」、名家のお嬢様が「お色気」、タンバリンが「カリスマ」。意味不明でしょ?」
9「はい、まったくわかりません。残念です……ところで、そうなると8主さんの世界では武器も個人の自由で好きなのを選べるのですか?」
8「武器は職業である程度傾向みたいなものがあると思う。僕は僕の事しかわからないけど、仲間達もそれらしい装備系統だったからね。トロデーン兵は剣と槍が必修で、あと1つが選択制」
9「そこであえてブーメラン」
8「稽古つけてくれる先生が城にいなかったから気楽で良かったですよ。まあ最終的に地雷化しちゃったあたりは、独学の限界ってやつかな」
9「僕も自分一人じゃわからない事ばかりです」
8「そういう時期は地雷地雷と気にしてばかりいても、結局ろくに対策はできないんですよね。あまり悲観的にならず、お互い前向きに頑張りましょう」
9「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」

90:2009/08/23(日) 18:51:03 ID:u5rMG1bz0
9主「4主さんの職業はなんというのですか?」
4主「職業? うーん……俺の世界じゃ職業は主に生業の方を指すからなあ。そういう意味じゃ、あの時は無職だな。あえて名付けるなら「せいねん」か」
9主「うう、やっぱり4主さんの強さは一般的な職業によるものではないんですね。普通の青年の修行をしただけであんなに強くなれるはずがありません」
4主「強い特技を使える職業を探しているのか?」
9主「はい。できれば特技だけでなく、パーティを率いるにふさわしい身体能力も」
4主「いや、どんな職業であってもなくても、ギガソードやベホマズンを扱える人間は俺の他にいない。戦闘能力に関しては個人主義の世界なんだ」
9主「「ひめ」や「おどりこ」だけじゃどうとも判断できませんもんね。残念です……ところで、今は何をしているのですか?」
4主「故郷の村に帰って、復興作業の最中だ。農作業とかもやってるから「のうふ」になるな」
9主「改めて字にすると不思議な感じですね」
4主「第一次産業はけっこう有用な職業だぞ? 勇者として積んできた経験も貴重だったが村に帰ってから習得した特技は今でもいろいろな事に役立ってる。かまこうげきとかクワこうげきとか」
9主「噂は聞いています。かなり格上の魔物の襲撃を、一介の村人がその技で撃退したとか」
4主「そう。命を育み、命を守る技だ。いくら世界を救うのが勇者の仕事だといっても、長い目でみたら本当に大変なのは世界が平和になった後なんだ。9主も長いこと人助けの旅をしてきたと聞いたが、そういう発想もどこかで何かの役に立つかもな」
9主「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」

91:2009/08/23(日) 18:53:13 ID:u5rMG1bz0
9主「5主さんの職業はなんというのですか?」
5主「職業? うーん……旅をしていた頃は「にげたドレイ」とか「さすらいのたびびと」とか……今は王様やってるけど、まあ一番長くやっているのは「モンスターつかい」だね」
9主「うう、なんだか一筋縄じゃいかなそうな感じです。モンスターを仲間にするのには、何かコツのようなものがあるんですか?」
5主「口で説明するのは難しいな。最初のうちは凶暴だし、言葉が通じない事も多い」
9主「魔物とも心を通わせられれば、人との相互理解への道も近づくと思うんです」
5主「感心な子だね。でも、やっぱりマニュアル通りにってわけにはいかないな」
9主「ダーマで簡単に「転職させてください」というのは無理そうですね。残念です……ところで、言葉が通じないならどうやっているのですか?」
5主「これも説明しにくいけど、まずは目を見る。その上で、お互い実力を出し合い戦いの中で相手の心を見極めるんだ。モンスターは人間よりも態度がストレートだからね。これだけでもコミュニケーションとしては十分なんだよ」
9主「聞くだけだと、なんだか僕にもできそうな気がしちゃいます」
5主「そうかもしれない。僕もモンスターや妖精や、いろんな種族の人たちと出会ってきたけどなんだかんだ言って、一番複雑で難しいのは人間だった」
9主「そうなんですか?」
5主「うん。心で思っている事と口から出る言葉が一致しているとは限らない。"個人"だけでなく"集団"にも意志があるというような考え方をする事もある。価値観の在り方が一定でなく、"大切なもの"が一人一人違う。……そんな生き物が集団を作り、寄り添いあって生きているんだ。国を動かしてると、本当にちょっとした事でいろんな問題が起こるよ。でも、だからこそやりがいもあるし面白い」
9主「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」
5主「男女関係もそうだ。あちらを立てればこちらが立たず、アレを立てればソレが……あれ、9主君はもういっちゃったか」

92:2009/08/24(月) 00:55:57 ID:EU/tGy3pO
>>91
珍しく正面な事言ってるなぁーと思ってたのにやっぱりシメはそこですかw

名前欄に1/3とか書いてくれてるともっとGJ!次からは気を付けてね

93:2009/08/24(月) 01:34:44 ID:qzdR4jB+O
>>91
いい話してキタコレと思ったけど、やっぱ5主は5主だったなw

94:2009/08/24(月) 08:51:33 ID:qyia3jir0
たまには、こういう話もいいな!

95:シリーズ89-3:2009/08/24(月) 09:32:23 ID:3eY4Rcuj0
すみませんでした。もうちっとだけ続きます。


9主「7主さんの職業はなんというのですか?」
7主「職業? むーん……今まで羊飼いとかいろいろやってきたけど、本業はやっぱり漁師かな」
9主「うう、7主さんの専門がわからなくなってきました。どの職業が強いと感じましたか?」
7主「どれがっていうか、いろんな職歴を重ねてだんだん上にステップアップしていくんだ。最上級職はどれも強いけど、下積み経験を重ねていく前提あっての事だよ」
9主「他の職業に移ったりした時、カンを忘れたりはしませんでしたか?」
7主「ああー。うん、結構忘れるよ。だから、他の職業から元に戻った時は何度か体を動かしてカンを取り戻さないといけないんだ」
9主「純粋に職業の選択肢が多いというのも大変なんですね。残念です……ところで、これだけ覚えることが多いと時間もたくさんかかりましたよね」
7主「かかったかかった。すご〜〜〜〜く長い道のりだったよ。でも、体感としてはそんなでもないんだ。一歩一歩進んでいくのをコツコツ繰り返して気が付いたらすごく遠くまで来ちゃった、って感じだったかな」
9主「ことわざの通りなんですね」
7主「そうそう。もし全体像が最初からわかってたら、もうめんどくさくてやってられなかったと思うよ」
9主「7主さんでもそう思うんですか」
7主「そりゃあもう。だからやる事が多い時は目標を見失わないように、自分の一番やりたい事をしっかりさせておくといいよ。僕にとってはそれが漁師。だから漁師のカンだけは忘れないね。長年かけて体に染み込んだものならそう簡単には抜けていかない。傷跡も勲章みたいなものさ」
9主「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」
7主「今日も背中の傷が僕の心を震わせる。ああマリベル……あれ、9主君はもういっちゃったか」

96:シリーズ89-5:2009/08/24(月) 09:36:32 ID:3eY4Rcuj0
9主「1主さんの職業はなんというのですか?」
1主「職業? そうなぁ……俺にもよくわからん。右向いても左向いても俺一人だから、俺の役割が何かなんて気にしたこともなかった」
9主「うう、1主さんは右も左も向けないと聞いていますけど。ええと、例えばどんな風な修行を積んだのですか?」
1主「修行というより、実戦の繰り返しで戦い方を覚えていったな。完全に我流だ」
9主「我流で! それはすごい」
1主「呪文なんかも知らず知らずのうちに使えるようになってたんだよなあ。だから、あの時の感じは今となっちゃもう思い出せない」
9主「それがロトの血というものなんですね。残念です……ところで、お一人での魔王退治の旅は辛くありませんでしたか?」
1主「仲間かぁ。仲間は欲しかったな。でも危険な旅だから、守るものが自分一人で済むってのはある意味で楽だったのかもしれない」
9主「……」
1主「いやいや、ずっと一人だったわけじゃないから。思い返せばあの時はああだったなーぐらいのもんだよ。竜王を倒した後の俺の仕事は、国興しだった。その時は……守るべき大切な人がいたんだ」
9主(ああ、1主さんが遠い目をしていらっしゃる)
1主「まあ、その、なんだ。若い頃のムチャにパートナーがいるってのはいいもんだよ。思えばあの時の俺にとって、竜王討伐をそんなムチャな事とは感じてなかったかもしれないな。ごく自然に「しんのゆうしゃの ちがさわぐ!!」ってなもんだ。9主は今も旅をしてるんだってな。今のうちになるべくムチャしとけよ」
9主「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」
1主「おっと着信だ。……うん……うん……もちろんだよ! 愛してるよローラ」

97:シリーズ89-6:2009/08/24(月) 09:39:57 ID:3eY4Rcuj0
9主「6主さんの職業はなんというのですか?」
6主「職業? ふーむ……いろいろやってるから特にコレ! ってのはないなぁ。公的な場ではまあ「おうじ」かな」
9主「うう、僕には逆立ちしても手が届きません。王子って普段どんな事をやっているのですか?」
6主「寝る」
9主「えええー!?」
6主「ウソウソ。普通の王子はそんなことしないって。俺の世界はちょっと特殊でな。俺は眠る事で、その先にまた別の仕事があるんだよ」
9主「天使の僕が聞いてもちょっと別次元な世界観のようですね。残念です……ところで、起きている時はどんな事を?」
6主「世にあまねくすべての妹たちを守るという大事な使命がある」
9主「ええええー!?」
6主「まあそれもウソだ。ただ王子だというだけの馬の骨にこんな重要任務を任せるわけにはいかない。「世界一のお兄ちゃん」こと俺こそが、その大役にふさわしい」
9主「すべての……ですか。だから6主さんはそんなに強いんですね」
6主「そうだ。男なら目標は大きく立てるべきだな。キレイ事も言えないような王子じゃ、国民だって安心してついていけないだろう?」
9主「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」

98:シリーズ89-7:2009/08/24(月) 09:42:24 ID:3eY4Rcuj0
9主「3主さんの職業はなんというのですか?」
3主「職業? ケンカ売ってんのか」
9主「うう、ごめんなさい。めっそうもないです。旅をしていた時の話でお願いします」
3主「ああ、その話ね。「ゆうしゃ」だよ」
9主「職業が勇者?」
3主「そうなんだよ。唯一無二の存在だからってんで転職もさせてもらえなかった」
9主「なりたいといってなれるものではないんですね。残念です……ところで、旅をするにはやっぱり「ゆうき」って必要なんでしょうか」
3主「「勇気ある者」ねえ……。まあ俺は、でっかい事やる気があるなら必要だと思うね」
9主「やっぱりそうですか」
3主「だってお前、考えてみ。どんなに強いやつでも、長く旅してりゃ自分以上の強敵に会うのは日常茶飯事だ。そんな時、勇気がなかったらどうなると思う。避けるか逃げるかじゃねーの?」
9主「……」
3主「ただの一歩を前に踏み出し続けるって、けっこう勇気のいる事なんだ。考えなしの無鉄砲野郎や、情報ばかり集めてあたまでっかちになった腰抜け野郎は他人に迷惑かけないよう大人しくスッこんでろ。一緒に旅してくれる仲間たちの先頭に立ち、行き先を示すのが勇者の仕事だ。と俺は思うね」
9主「……そうですよね!どうもありがとうございました! やっぱり先輩の話はためになるなあ」

99:シリーズ89-8(完):2009/08/24(月) 09:43:32 ID:3eY4Rcuj0
9主「2主さんの職業はなんというのですか?」
2主「父上には、いずれ「おう」になれと言われている。だからオレは「おうじ」だぞ」
9主「うう、また王族ですか……」
2主「9主も王子になりたいのか?」
9主「いえ、違います。僕は2主さんの強さの秘密がどこにあるのか知りたくて」
2主「そうか。オレは呪文もとくぎも使えないから、強くなんかないぞ」
9主「2主さんの強さは2主さんご本人の強さなのですね。残念です……ところで、2主さんはまだロンダルキアを攻略中だとか」
2主「ああ。昨日行ってきた。今日も午後からしゅっぱつするんだ」
9主「お辛くはありませんか」
2主「辛くなんかないぞ」
9主「……やっぱり2主さんはすごい人です」
2主「オレは仲間たちといっしょだからな。なんどもやられて二人には申しわけないと思っているけど、そのぶんハーゴン軍のしんこうを食い止められているはずだ。悪いな9主。いつもみんなに教わってばかりのオレだから、なにも教えてやれそうにない」
9主「……いいえ。僕は今、2主さんからいろんな事を教わりました。どうもありがとうございます。やっぱり先輩の話はためになるなあ」

100:シリーズ89-おまけ:2009/08/24(月) 10:17:15 ID:3eY4Rcuj0
9主「宝の地図……このところご無沙汰だったけど、今日はみんなと行ってみよう。そうだな、昨日宿屋に来てくれた人からもらったこの地図にしようかな。たしか『川崎ロッカーからきました。頑張ってね』って言ってたっけ……」

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